2025.09.10
【IT開発部 設計開発課】
心をつなぐシステム ~実績が育んだ信頼の架け橋~
≪一貫した業務で得られる達成感≫
私は2010年に中途入社し、IT開発部の設計開発課に所属しています。転職を決意した理由は、前職のソフトウェア会社では業務範囲が限定されていましたが、内外日東では顧客へのヒアリングから提案、開発、導入、保守まで一貫して携われる点に魅力を感じたからです。
入社後の数年間は業務範囲の広さから全体像の把握に苦労しましたが、導入初期からリリース後の保守まで関わる事で、大きなやり甲斐と達成感を味わっています。
また、多彩な顧客からの要求に応えるため新しい技術に触れることが出来、IT関連の技術者としての成長も実感しています。直近では、倉庫で在庫管理を行うためにRFID(※)を活用したシステムの稼働を予定しています。
※RFID:電波や電磁波を用いて、非接触でICチップのデータを読み書きするシステム。(車のETCや交通系ICカードに使われている技術)
●設計開発課の主な業務内容
1. 国内・海外の顧客へのロジスティクスシステムの提供:汎用的な物流システムの提供、及び顧客のニーズ・特性に応じたカスタマイズ開発
2. 当社の海外法人向け基幹システムの開発・保守:現地スタッフからの問い合わせにも対応する必要がある為、自己解決可能なシステム作りとマニュアル整備を重視
3. ITインフラの構築・保守:システム稼働に必要なサーバーやネットワークの選定・調達・管理・更新
≪『動いて当たり前』のシステムを作り維持する大切さ≫
ある時、私が担当したモバイルデバイス用ソフトウェアの不具合で、繁忙期の倉庫業務に影響を与えかねない障害が発生しました。結論としては様々な要因が重なった際に発生するイレギュラーな不具合であると判明しましたが、当初は原因がわからず解決することができませんでした。
この時、速やかに上司に報告・相談したことで、上司からのアドバイスと協力を得る事が出来、大きな問題に発展する前に正常化することができました。
一連のトラブルシューティングを通して、システムを作り維持するという担当業務の責任の重さと作業精度の大切さ、なにより、“報告・連絡・相談”の重要性を学びました。
この経験は私の成長のきっかけとなりました。以降、システムが正常に稼働している時、ユーザーから安定して利用できているという声を聞く時、安心感と共に大きな達成感を得られています。
利用者は「動いて当たり前」という感覚ですので、問い合わせがないことこそが最良の状態だと実感しています。
≪内外日東で叶うこと≫
当社の特徴的な点として、日本では取引がない大手企業と海外で取引があるケースが数多くある事が挙げられます。当社の海外駐在員は、そうした取引先のマネジメント層と業務面だけでなく個人的な関係も深く築いており、これは国際物流企業である当社ならではの強みであり面白さだと感じています。
人材育成の面では、社内研修、ジョブローテーション、外部研修など、様々な成長機会が用意されています。さらに、IT開発部では新しい技術の導入に対して柔軟な姿勢を持っており、業務改善に繋がる提案は積極的に採用される風土があります。
最近のトレンドであるAIシステムをいち早く取入れ、社内で運用しているのもその一例です。
≪応募者へのメッセージ≫
入社当初は誰でも受け身の姿勢から始まりますが、問い合わせ対応などの経験を通じて、システム改善の視点や設計力が養われていきます。特に入社間もない頃の“報告・連絡・相談”は重要です。
どの職場においても周りの先輩方が丁寧に対応してくれるので、積極的にコミュニケーションを取りながら成長していってください。